データがなくならなくて、よかった
1985年(昭和60)夏に日本語ワープロ「東芝ルポ」を購入してから、私のキーボード生活が始まりました。学生生活が終わり、高校教員としての社会人生活が始まって2年目に初めての「学級担任」となりました。その学級担任になって2年目の夏にポータブルのワープロを購入しました。今では信じられないことですが、ディスプレイは液晶の10文字分(たしか)だけで、プレビューも黒の点々だけで全体の位置関係をチェックするだけしかできないようなものでした。
それでも手書きの文書から卒業できたのです。そういえば、職員向けの生協のカタログ誌には「漢字タイプライター」がまだ載っていて、真剣に購入を検討などしたものでした。
その後、教員を辞めることになる平成2年夏までの約5年間はずっと東芝のルポシリーズのワープロを4台くらい買い換えながら使いました。2台目からはディスプレイ付きのタイプになりました。3台目からはデータ保存用のフロッピーが使えるようになりました。
平成2年の冬からNECのパソコンを使うようになり、ワープロは「一太郎Dash」というソフトを使いました。有名な「一太郎」より安く買えたからです。数年後ワープロソフトをマイクロソフト社の「Word」に切り替え、現在までこのWordシリーズのソフトを使い続けています。ただ日本語変換プロセッサは一太郎に付属の「ATOK」を使用しつづけ、「Word」付属の「IME」は一度も使いませんでした。現在は最新版のATOK2006を使用しています。
パソコンはデスクトップ型とノート型を併用しながらほぼ2年ごとに買い換えてきました。デスクトップ型は勤めている施設や会社で買ったものですが(今のデスクトップパソコンは5台目)、ノートパソコンは自費で購入しました(今のノートパソコンは4台目)。
デスクトップ型の機種の交換は毎回「ハードディスク」のクラッシュが原因でした(今までに3回くらいありました)。ハードディスクが壊れるとパソコンごと買い換えました。以前はパソコンでの仕事はたばこを吸いながらしていたのでほぼ3年でハードディスクが壊れました。現在の施設は、施設内禁煙にしているのでハードディスクは壊れないのですが、CPUの非力を強く感じるようになると交換してきました。
先週3日にデスクトップパソコンが壊れました。原因はハードディスクから起動できなくなったことです。またハードディスクか、と思いました。
しかし今日、エンジニアさんに修理していただいたところ、マザーボードに原因がありました。ハードディスクはシステムのみの再インストールで復旧し、データはすべて回復したのです。
パソコンは消耗品ですから、壊れて当然という気持ちでいるのですが、それでも壊れると涙がこぼれそうになります。仕事のパートナーになっているからでしょうね。ハードディスクのデータはバックアップしてあるのですが、それでもメール環境の修復ができるか不安でした。今回は比較的順調に回復したのでほんとうによかったのですが、バックアップ体制の再度の見直しが必要であると感じています。
パソコンに名前をつけていないので、本名で呼びかけられませんが、パソちゃんありがとう、いつまでも元気でね。といいたいところです。
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