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2006年5月25日 (木)

大きくする

 障害者自立支援法が施行され、第1回目の利用料金の請求事務が終わりました。そろそろ10月以降に始まる新事業への移行についての結論を出さなくてはなりません。

 施設長としてこの障害者自立支援法を「最高の追い風」ととらえなければなりません。いまこそ法人の規模、施設のサービス提供体制の拡大をはかりたいと考えます。いわゆる「入所施設」は拡大できません。地域移行の名のもとグループホーム等への分散移行が国の施策として進められているからです。

 この「分散移行」という表現、とってもよろしいと感じませんか。地域移行といっても受け皿整備を保証することなく強引に進める施策の姿は、まさに施設つぶしに他ならないのですが、「施設つぶし」と表現するとなんだか事業者がだだをこねているような気がするのです。グループホームが地域生活の体現だと考えている方への皮肉を込めて「施設からの移行」を「分散」と呼びたいと考えます。

 さてこの分散施策によって、宿泊サービスと、昼間のサービスの分離も行われますので、施設サービスの拡大は、昼間サービスの拡大を意味します。昼間のサービスをいかに拡大するか、そしてその拡大目標をどこにおくか。

 障害者施設の「地域一番店」を考えてみたことがありますか。シェアの目標値から自施設のサービス規模(定員)考えたことがありますか。地域一番店になるための目標シェアを19.3%→26.1%→41.7%と段階的に設定していき、施設経営の安定化を図りたいと考えます。

 障害者自立支援法は「事業者規模を拡大する」「大きくする」という視点でみれば大いなる追い風です。

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2006年5月10日 (水)

「作業」の中にある何か

私の勤める知的障害者施設の近くにある養護学校の先生とお話をしたときのこと。勉強になかなか集中できない障害者の方が、何か作業となると1時間ぐらい集中できることがあるそうです。先生もその集中度合いに惹かれるようで、作業が好きとおっしゃっていました。

作業に中になにか集中されるものが潜んでいるようです。

勉強にも「幅」があると思います。人間誰でも好きな勉強と嫌いな勉強があって、好きな勉強とは、勉強のもつ「幅」のなかにあって、なにか自分にきらっと(あるいはビビッと)呼応するものなのでしょう。

でも勉強の幅はきっとあまり広くなく、ひとによっては自分に呼応する部分を見つけられません。その人は勉強がずっと好きでなくなります。

一方、作業はといえば勉強よりはるかに「幅」が広いので多く人は自分に呼応する部分を見つける可能性が大きくなります。

勉強の幅を大きくできる先生は、きっとよく分かる先生、好きな先生……と言われるようになるでしょう。

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