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2005年12月15日 (木)

自分だけを見て!

 人と会ったときに挨拶をしますね。「おはようございます」「こんにちは」「お世話になります」「さようなら」……。もちろん笑顔で、明るい表情で、張りのある声で、よい姿勢でできたらほんとうに「よい挨拶」になりますね。

 でももっとよい挨拶は「おはようございます」のまえに「○○さん、おはようございます」というように目の前にいる方のお名前をつけるのがよいのです。なぜでしょうか。考えてみてください。

 私の勤務する施設の顧客の皆様は元気がよくて礼儀正しい方が多く、(残念ながら私をはじめ職員が丁寧に教えたわけではないのに)毎朝丁寧にご挨拶してくださいます。なかでも『施設長先生!おはようございます!』という方の笑顔が本当にすがすがしくて心地よく感じます。

 挨拶の前にその方の名前を付けるということは「その方だけを見ているよ」という気持ちの表れです。目の前に大勢の方がいると、つい「おはようございます」と全員に向けて一回で済ましてしまうような挨拶をしてしまいがちです。

 ところが、挨拶の前に名前を付けてしよう、と思うと自然に一人ひとりに目が向くのです。挨拶された人もそのことはきっと感じます。(私もそうですから)

 自分だけを見て! と言外に訴える行動を取る方がよく見受けられますが、挨拶の前に名前を付けるということで、あなただけを見ています、というこちらの気持ちが自然に相手に伝わるのではないかと思います。

 明日の朝から試してみてください。

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2005年12月 3日 (土)

みんな幸せになれますように

 しばらく前のことになりますが、忘れられない出来事をお知らせします。私が勤務する施設では知的障害者の方への入所支援サービス、通所支援サービスを提供していますが、お客様は年末年始、お盆のときなどは帰省されます。今年のお正月休み明けに、各地から施設に帰ってきます。お昼の食事の時に施設の理事長先生が、ある女性のお客様に「初詣に行きましたか」と訊ねたのです。「行きました!」と元気にその方は応えました。「神様にどんなことをお願いしたの?」と理事長先生。その答えは何だったと思いますか。「去年(2004年)は災害が多かった(津波や地震の被害が甚大でした)から、今年はみんな幸せになれますようにって……」

 この答えをそばで聞いていた私も、理事長先生も絶句でした。そうですよね、だって初詣のお参りでは普通、今年一年の「自分や自分の家族」の健康や繁栄をお願いするじゃないですか。それがさりげなく「みんなのこと」をお願いしたと聞いて、年初にとてもいいことがあったなと感じました。

 師走に入り今年ももう少しです。年明けにまた、かの女性に「今年は何をお願いしたの」って伺ってみたいと思います。

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ともに働きたい方を

 本日12月3日、幕張メッセで「福祉のしごと就職フェア」が開催されています。私の勤務する施設でもブース参加しています。他のブースを見渡すと施設の責任者の方が対応されています。職員採用に関わることなので、権限をお持ちの方がブースに座るのが当然だからでしょう。数年前に同じフェアに参加したときは私もブースに座りました。

 しかし今回はちょっと違うのです。施設の職員さん(授産事業の課長さん4名)に座っていただいています。施設の責任者が「施設の職員として採用したい方」を探すのではなく、施設の職員さんが「ともに働きたい方」を探すことにしたからです。

 現在14時過ぎで20名を越える方の面談が済みました。この方々の中から面接希望を持たれ今後施設宛に電話をかけてくださる方は何人いるのでしょうか。楽しみです。

 この会場において面談をされた方は、施設の責任者ではなく、働く先輩たちと話をすることができたことで「仕事(一般的な意味合いではなく、私の勤務する施設での仕事)」に対するイメージをより強く持ってくださったに違いないと思います。

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